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同僚はドイツ人が多いのですが、外国人と話すのはやはり苦手です。
顔も怖いし、何しろ体が大きい。
一度おじけづいてしまうと、簡単なことでも、しどろもどろになってうまく説明できない自分を変えたくて、ドイツ語の勉強をスタートさせました。
仕事は英語ができれば問題ないのですが、同僚とコミュニケーションをとっていくためには、彼らの言語や文化的背景を知る必要があると思ったからです。
一番はじめの頃はGoethe-Instituteに通っていました。
ゲーテ インスティトゥートはドイツ政府公認のドイツ語学校で、世界の主要都市にあります。
アルファベットと基本的な文の構造は自分で勉強していたので、クラス分けテストでA1-2から始めることに(下から2番目のクラスです)。
授業では先生はドイツ語で授業を進めます。テキストもドイツ語です。
最初の授業はすごく不安だってので、わからない単語の意味をすべて日本語で教科書に書き込んで授業にいきました。
結果、すごく先生に怒られました。
しょっぱなの授業で生徒みんなの前で怒られたのは今でもトラウマです。
鉛筆で書いた文字を、消しゴムで消したものの、教科書はツルツルした固い紙で、消し跡が黒く残ってしまいました。
せっかく新しい教科書なのに真っ黒になってしまって、ドイツ語で怒涛のように怒られたことも恥ずかしくて、
はやく授業終わってほしい…
と思いながら授業を受けていたのを覚えています。
いま思えば、せっかくドイツ語でドイツ語を学んでいるのですから、なるべく日本語を使わないようにしなければいけなかったのだと思います。
たとえば、Apfelはリンゴのことですが、これをなるべくドイツ語で説明してみます。
つまり rote(赤い)、Obst(くだもの)といった感じです。
とても時間がかかるので、いつも出来るわけではないのですが、キーワード的なものは調べていました。
先生も「この意味わかるー?」って聞いてくるので、簡単な言葉でもドイツ語で説明すると、とてもよろこんでくれます。
私は夜間コースに通っていましたので、週2回仕事の後に通っていました。
A1-2とA2-2のコースを続けてとったんですが、ゲーテは授業料が高いですし、クラスの人数も多めです。
私の時は12人ほどいたと思います。
結局その後しばらくして、人数の少ないスイス人の先生が開いていた個人教室に通うことになります。
次の記事に続きます。
今日学んだドイツ語
Duschekabinen Abzieher(お風呂場のカベの水滴とるやつ)
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