わたしは以前は、あまり外国人と話すのが好きではありませんでした。
でも、英語を使う仕事につき、ドイツの会社で働くようになり、いつのまにか外国人の友達も多くなりました。
苦手な人と話す時は、今でもしどろもどろになってうまく説明できなくて、悔しい思いをしていますが(笑)
まだドイツ語は中級レベル(B2終了くらい?)で何とか話せるくらいですがC1が終わるくらいまでは続けてみようと思っています。
そもそもわたしは、ドイツに来る前から趣味と実益を兼ねてドイツ語を学んでいました。
なんで?と思われる方もいるかもしれませんが、それには長い長い理由があるのです。
今日はそのお話です★
Goethe-Instituteってどうなの?
最初は独学で本当にゼロから始めたのですが、本当にわけわからなかったので、Goethe-Instituteにも少し通っていたことがあります。
ドイツ語学習者にとっては王道ですよね笑
ゲーテ インスティトゥートはドイツ政府公認のドイツ語学校で、世界の主要都市にあります。
日本だと東京と京都にしかないので遠方から通って来る人もいます。
正直なことを言うと、Goethe-Instituteにあまりいい思い出がありません。
何コースか通う中で良い先生もいたのですが、とりあえず初回で当たった先生が最悪でした。
Goethe-Instituteの授業はドイツ語で授業を進められます。もちろんテキストもドイツ語です。
それがわかっていたのでしっかりと予習をするつもりで、わからない単語の意味をすべて日本語で教科書に書き込んで授業に臨みました。
結果、すごく先生に怒られました。
しょっぱなの授業で生徒みんなの前で怒られたのは今でもトラウマです。
鉛筆で書いた単語の訳を消しゴムで消すよう言われましたが、教科書はツルツルした固い紙で消し跡が黒く残ってしまい、せっかく新しい教科書なのに真っ黒になってしまいました。
ドイツ語で怒涛のように怒られたことも恥ずかしくて、
はやく授業終わってほしい…
と思いながら授業を受けていたのを覚えています。
公認校でも先生の質はバラバラ
いま思えば、せっかくドイツ語でドイツ語を学んでいるのだから、なるべく日本語を使うなということだったのかもしれません。
でもA1-2のクラスでそんなの無理じゃないですかね?
しかも次の授業で、他の男性の生徒さんも教科書に訳を書き込んできたんですが、その人は怒られなかったんです。
その先生の怒りのポイントがわからなかったし、他の人が同じことやっていても怒らないし、なんかヤバい先生に当たっちゃったなぁという感じでした。
ドイツ語の授業は夜間コースでしたが、週2回仕事の後に通ってなんとか終了しました。
ただ今思うと、別にGoethe-Instituteじゃなくて良かったなと思います。
ゲーテは授業料が高いですしクラスの人数も多めです。
私の時は12人ほどいたと思います。
良い先生もたくさんいますが、今だったらオンラインレッスンでゲーテより安くて質のいいレッスンを提供しているところもたくさんあるので、以前にように「ドイツ語と言えばGoethe-Institute」という感じではなくなりました。
結局わたしもしばらくしてお金が続かなくなり、しかも人数が多すぎて嫌になったので、人数の少ない少人数制の学校に通うことになります。
そして、この学校の存在が私のドイツ語人生を変えました。