ドイツ語

ドイツ語の「犬」の発音が泣くほど難しかった話

ドイツ語では犬のことをHundといいます。

さて、いつも通りドイツ人の友達とカフェでお茶をしていた時の話です。

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とあるドイツのカフェにて

—以下ドイツ語の会話です。—

私 「友達がさー、犬(Hund)と一緒に入れるカフェを探してるんだけどね。」

ドイツ人 「え、いまなんて言った?彼氏(Freund)?」

私 「は? だから、犬だってば。Hund、フ・ン・ト!dogだよ、わかるでしょ?」

ドイツ人「なんか全然違うように聞こえる。それじゃ町の人に言ってもわからないよ。

……Σ(゜Д゜)

そんなに違うの!?

ネイティブスピーカーと話していて、何が嫌だって発音

私は英語でもドイツ語でも、日本語の感じが抜けない。

日本人と接する機会のある外国人なら、相手の言いたいことが何なのかを察する能力が高く、私のような片言ドイツ語でもわかってくれますよね。

ですが、そうでない場合わかってもらえないことが多いんです、つらい。

ドイツ語の「F」と「H」の発音は天と地ほどちがう

FとH。

ちなみにHの音は日本語ではなじみがありません、というか使いません。

日本人が思うより、かなり喉の奥からやってくる音です。

ドイツ語のFの発音は日本語の「フ」と発音しても問題ありません。

Hと発音しなければいけないところを、私が「フ」と発音したことで、友達はFundと勘違いしたようです。

Fundという言葉はありませんが、きっと連想ゲームみたいに、

カフェに連れていく→F???ndみたいな単語→彼氏(Freund)?

と考えたみたいです。

ひたすら正しい発音を練習する

留学経験や海外経験なしでドイツで働いている私ですが、発音の問題は常に悩みの種です。

だって、どうしようもないじゃない。

子供のころから発音のトレーニングをしていたわけではありません。

ネイティブに通じる英語やドイツ語を話すのは容易ではありません。

私「フ、フント。フント?フント!!」

ドイツ人「違う。やり直し。」

30回くらいやり直したでしょうか。

何回もやり直しをさせられているうちに、

私「あ、わかった!」

はっきりと違いがわかったのです。

すばらしい、本当に継続は力です。
努力は人をうらぎりません。

私はフツーの人より理解するのが遅いと思います。

でも、何回も繰り返せばわかるのです、
ネイティブの発音が。

カフェでひたすら

「犬!」
「いぬ!」
「イヌー!!」

と繰り返していたので、回りのお客さんの視線がちょっと恥ずかしかったですが、そのお陰でもう間違えません。

後日談_カフェで実践

何十回も練習をして自信満々のわたしは、さっそくカフェで、実践を兼ねて聞いてみたんですが…

えー、通じませんでした。

違いはわかっているんです、でも、いざ発音しようとするとうまくいかない!

もうしまいには犬をみせて、

「この犬見て!このカフェ、犬一緒でもいい?」

と言ったら、店員さんに、

「なぁんだ、犬のことだったのね!いつでも大歓迎よ~。」

そんなに、私の発音ひどいんかな。

こういうのあるとますます話したくなくなるんですけど、でも負けない。

正確なHundの発音を聞いてみたい方は下の動画から確認できます。

もしよければ、こちらの動画で練習してみてください!

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