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うちの部署のリーダーは、ドイツ人の男性ですが、とにかく忙しいのです。
他の部署の同僚やら上司まで、日々いろいろな人から電話がかかってきます。
私の席はリーダーの前ですが、電話はそんなにかかってこないので 、普段は気楽に構えています。
そんな時1本の電話が。
本日は外国人同僚と意思疏通ができないと、どういうことになるか、私のリアルな体験談とともにご紹介します。
えらい人からリーダーに電話が!
突然私のデスクの電話が鳴り出しました。
ディスプレイを見ると別部署のえらい人です。
(なんでこの人から電話が…?)
ふだん接点があるわけではなかったので、いぶかしげに思いながらも受話器を取ると、案の定私に用があった訳ではなく、うちのリーダーに用があるとのこと。
(えー、じゃぁ、直接電話してよ。そもそも内線番号ちがうっつーの。)
と心の中で思いつつも、向かいにいるリーダーに電話を転送しようとすると、取り込み中だったらしく、
リーダー「今話せないから、後でかけるって言っといて。」
と言われたので、その旨を電話先のえらい人に伝えました。
ところが、
他部署のえらい人:「え、今そこにいるんでしょ。なんで出れないの?」
と電話口で言われてしまい、私はしどろもどろ。
誤解から多部署のえらい人にとんでもない失態を!!
実は、私はこの電話をかけてきたドイツ人のえらい人が苦手です。
ザ・ドイツ人って感じでちょっと怖く、しかも外国人である私のことがあんまり好きではないというのが伝わってきます。
苦手な人に何かを説明するってすごく緊張しませんか!?
英語だとなおさらで、なんか噛みまくっていっそう印象悪くなるみたいな。
とにかく、「いるにはいるんですが、今は手が離せないので、後でかけるって言ってます!」と説明をしながら、ちらっとリーダーを見るとなぜか受話器を置けといったような仕草(ジェスチャー)をしていました。
(え、何? 電話切れってこと?)
ひたすら受話器を置くジェスチャーを繰り返すうちのリーダー。
電話越しにブツブツと文句を言っている苦手なえらい人。
二人の間の挟まれた私は…
電話をガチャ切りしました。
なんかよくわからなくなって、何も言わず、ガチャンと受話器を切ってしまいました。Σ(゜Д゜)
リーダーにも周りにいた同僚にも爆笑されてしまいました(笑)
「でも受話器置けってジェスチャーしてましたよね」とリーダーに言い返したところ、
「何も言わないで切っちゃダメだよー、あはは。」と笑われてしまいました。
いやそうだけど……じゃぁ何、あの仕草。
(リーダーは私の目の前で何回も「切れ、切れ!」みたいな動きをしていた。)
でも電話で苦手な相手を待たせていて、その一方でリーダーがめっちゃ受話器を置くようなしぐさしていたら、パニックになってしまいますよぉ。
もちろんこの後リーダーには電話をかけ直して、ちゃんとフォローしておいてもらいました。
それでも、まあ気まずかったですよ。
英語ができても、ミスコミュニケーションは発生します。
日本で働いていても、日本語でも誤解が生じる時はあります。
英語でもそれは一緒で、やはり日頃から迷ったらきちんと確認するようにしなきゃなぁと再認識しました。
今回私がしなければいけなかったことは、
・電話をいったん保留にする
・リーダーに何分後にコールバックできるか確認
・改めて電話先の相手に報告
だと振り返ります。
あせって二人の用件を一度に処理しようとして失敗しちゃいました。(# ゜Д゜)
英語ができようができまいが、焦らず冷静に対応する力が必要だと実感いたしました……
今日はここまで。
ありがとうございました‼