自動改札機を通れないインド人ファミリーに遭遇
渋谷構内のJR線改札あたりでよく外国人の方がウロウロしているのを見かけます。
さっそく自動改札機を通れないインド人ファミリーに遭遇。
どうやら紙の切符を通す場所がわからないらしく、何度もICカード用のタッチパネルに切符を当てていました。
「その改札は切符使えませんよ、この隣のやつなら大丈夫です。」
と、教えたのですが、お父さんが切符を通した瞬間に、
ピンポーン!
アラートと同時に自動改札が閉じてしまいました。
あれ、料金不足かな…
とりあえず私は、
もしかすると料金が足りていないかもしれない。
すぐそこに駅員さんの窓口があるから、そこで聞いてみてくれないか。
と説明をしました。
すると、インド人の男性は急に怒り出してしまいました。
俺はちゃんとお金を出して切符を買ったんだ!
なんで通れないんだ!
そして無理やり改札を突破。
自分が成功したので、妻と子供たちにも来いと言って、全員と自動改札がピンポーンピンポーンいっている中を通っていきました。
いや…なんか、強いな。
駅員さんはそれを見ていたとは思うんですが、ほかのお客さんの対応とかしていたので、スルーしていました。
来日する外国人、別に日本の文化には興味がない?
外国人は自分の主張を簡単には曲げてくれません。
私は気が弱いので、なかなか自分の言いたいことを言えず、黙ってしまうことがあります。
ですから、自分が正しい!と自信をもって言える外国人の方がうらやましいと思うことがあります。
しかし、日本に滞在するのであれば、日本のルールやマナーを出来る限り守るべきだと思うのです。
私は、日本でちょっとびっくりするようなマナー違反をする外国人は、実は日本に関心がないからではないかと思います。
日本の文化や食に興味があって、日本に来る外国人の方は、日本のマナーをとても気になされます。
私は仕事柄たくさんの外国の方に会いますが、彼らが聞いてくるのは、日本で「何をしたら失礼になるのか」です。
お店に入るときや、注文の仕方、丁寧なお願いの仕方など、それは気を使いすぎなほど。
そんなに気にしていて旅行楽しめるのかなと思いますが、彼らから感じるのは、日本という国や日本人にきちんと敬意を払ってくれているということ。
日本が大好きだから、旅行に行きたい、おいしい日本食を食べたい、お寺を見たい。
このように思ってくれて、日本を訪れる外国人観光客は、慣れない文化に戸惑いながらも、マナーを守ろうとしていると思います。
まとめ:お互いを尊重することでより良い関係を築くために大切なこと
今日は旅行者について書きましたが、異文化と交流するためには相手を尊重するということはとても大切だと思います。
自分の国が一番だと思っていてもいいんです。
でも、相手にもいいところ、見習うべきところがたくさんあります。
無関心、否定しか存在しない関係に発展性はあるのでしょうか。
日常レベルでも仕事でもやはり人間関係は土台となる部分です。
こんなこと書きながら、自分でも
嫌なやつのいいところも探して認めなきゃいけないなんて、もう仏にでもなるしかないわ、と思います。
日々修行、平常心。
してやったり!という顔をして、改札をあとにしたインド人家族を眺めながら、そんなことを思ったのでした。