長く暗い冬が明けて、ドイツはお日様さんさん♪な日が続いています。
お天気が良い日は公園は日光浴をするドイツ人であふれるのはお決まりの光景です。
日本に住んでいた頃は、日傘を愛用していました。
学生の時は運動部の散々強い紫外線を浴びていたので、成人になってからはできるだけ日の光を浴びないように気を付けていました。
ドイツに来てからも強すぎる日の光は苦手ですが、さすがに日傘はささなくなりました。
(一度さして歩いたことがあるが、行き交う人がみんな振り返るので、視線に耐えられなかった)
ドイツで日傘をさしている人はいません。
イメージ的にヨーロッパの貴婦人は日傘をさしていそうですけどね。
そもそも貴婦人は外歩かないだろうからね。
まぁ、とにかく日の光を避けるように生きてきた私ですが、それでもドイツに住んで6年目、ドイツ人がなぜこれほどまでに日の光を求めるのかわかってきました。
その理由は、ドイツのつらいつらい冬の時期にあります。
日本も冬の時期は日の長さが短くなりますが、ドイツでは日の時間はさらに短いのです。
私はドイツの会社に勤めていますが、外が真っ暗なうちに出社して外が真っ暗なまま退社します。
せめて少しでも太陽をみようと、ランチタイムに外に出ますが、曇っています。
いつも曇っています。
ほんとうになんでこんなにどんよりしてるんでしょうね。
こんな感じで、まるで日の光を浴びれないまま、1カ月、2カ月と過ごしていると鬱々とした気分になってもしょうがないことです。
太陽の光が苦手な私ですら、そう思ってしますのです。
太陽大好きなドイツ人たちが、長い冬が明けたとたんに、公園で半裸になって寝転がっていたとしてもしょうがないのです。
ちなみに夏場になると、はだしで道を歩いています。
ガラスの破片とか危ないし、公共のマナー的にどうかと思いますが、とにかく身に着けるものを最小限にするのが、ドイツ人の夏の過ごし方らしいのです。
ドイツに来て最初のころは、半裸で公園に寝転がるドイツ人や、はだしで歩道を渡っているドイツ人たちをみて、「えー...」と思っていました。
でも、最近では長い冬を生き抜いた者同士、生暖かい目で見守るようにしています。
ドイツ人にとって、太陽の光は本当に貴重なものです。
日本のいる時と比べて、太陽が出ている日が本当に少ないと感じます。
ですから、この時期からドイツ人はできるだけ外で過ごすようにするのです。
カフェもオープンテラスは満杯でも室内のスペースはガラガラのお店を多数目撃することができます。
この現象は日本では見ないから面白いですよね。
そもそも東京に住んでいた頃はカフェ難民だったので、外だろうが中だろうが、席が空いていたらラッキーくらいに思っていましたので。
ドイツでは夏の間は室内スペースはガラ空きです!
何はともあれ、ドイツは青い空が美しく気持ちのいい季節になってきました。
ゴールデンウィークも始まるので、日本からもたくさんの人がドイツに遊びに来るのだろうな。
この時期のドイツは本当に気持ちいいので、ドイツ観光満喫してほしいです!