機内での飲酒は危ない?
この前ドイツに行ったときの飛行機の中での話です。
とりあえず眠りたかった私は、缶ビールを一本もらってちびちびと飲んでました。
実はお酒はあまり強くありません。
ゆっくりと、スナック菓子も食べて気を付けていたのですが、
食後お手洗いに立った時にフラフラとめまいがして、立っていられなくなりました。
(えっ、缶ビール一本で?
普段は大丈夫なのに?)
意識ははっきりしていたのですが、キャビンアテンダントさんに助けてもらって、バックスペースでしばらく休むことに。
すみっこでしゃがんで、首に冷たいおしぼりを当てたまま、しばらく休んでいると、だんだん気分がよくなってきたので、自分の席に戻ることができました。
なぜ、缶ビール一本で酔ってしまったのか
落ち着いてしばらくした後、CAのお姉さんとちょっと話してたんですが、飛行機の中で、お酒で具合が悪くなってしまうお客さんは意外にも多いんだそうです。
やはり上空でお酒を飲むときは地上にいる時とは全然ちがうんだそうで。
国際線のフライトでは高度一万メートル上空を飛行しています。
気圧が低いとアルコールの代謝も遅いんだそうで、普段は大丈夫でも酔ってしまうことがあるそうです。
ビールの利尿作用とかもありますし、血中のアルコール濃度は地上にいる時よりも高くなってしまいそうですね。
あまりお酒に強くない私が、体に負担のかかる機内でアルコールを飲むのはやめたほうがいいのかなぁ。
疲れているときに機内でお酒を飲んでも、具合が悪くなることもあるそうです。
CAのお姉さんは、さすがに飲酒はやめろとは言えないと思いますが、お酒を飲むときは同量のお水も一緒に飲むといいですよ、とアドバイスしてくれました。
CAさんの中でも、新人の中には長時間のフライト業務中、お酒を飲んでいなくても具合が悪くなってしまう人もいるそうです。
まぁ、それも毎日訓練することで慣れていくのだそうで。
飛行機の中で、バリバリ働いている彼女たちも苦労が多いなーと思いました。
余談ですが、中にはツワモノもいて、ウォッカをかっぱかっぱ飲んでもケロッとしているお客さんもいるそうです。
まぁ、これは個人の体質によるものなのでう何とも言えないらしいんですが。
やっぱりANAが好きです
ところでANAはサービスもスタッフも最高ですね。
みなさんが忙しく働いてる中、動けない私は彼女たちの足元でうずくまっていました。
狭いバックスペースですし、邪魔だったと思うんですけど、本当にやさしくしてくださり、とても感謝しています。
でも、機内の飲酒こわくなっちゃったなぁ。