よく海外に行く人は、海外旅行保険に入っておくのがおすすめです。
フリーランスで活動していて、よく海外に行かれる方は海外旅行保険に入っているでしょうか?
- 「クレジットカードの付帯保険があるから大丈夫だろ」
- 「ひんぱんに海外出張に行くから、いちいち保険契約するのが面倒」
- 「そもそも、海外でトラブルなんて起こらないでしょ」
確かに何度も海外に行っている人は、海外の習慣にも慣れているでしょうし、何も起こらないかもしれません。
ですが、私はドイツに住んでみて感じたことは、「海外では何が起こるかわからない」というのが正直なところです。
海外旅行保険に入るのを迷っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
- 海外に出張する機会が多い人
- 数日~1カ月ほど海外に滞在する人
- クレジットカードの付帯保険だけでは不安な人
Contents
海外出張時に海外旅行保険に入っておいた方がよい理由
1. 病院を探すのに時間がかかる
海外では、日本にいる時のようにいつでもどこの病院でも行けるわけではありません。
英語圏であれば、片言の英語でも伝わるかもしれませんが、非英語圏の国ではそうはいきません。
特にドイツを含めヨーロッパの国々では、英語が通じないところも多いので病院探しがとても大変です。
海外旅行保険に入っておけば、サポートセンターが近くに提携の病院(キャッシュレス対応)がないか探してくれます。
もし提携病院以外の病院に行くことになっても、帰国後にどのように精算するのかなど確認しておきたいですから、とにかく電話で問い合わせをしましょう。
以外と重要なことですが、海外で体調が悪い時に、日本語で対応してもらえるのって安心感がすごい安心するんです。
2.日本語で対応してもらえる病院を探してもらうこともできる
数は少ないですが、保険会社が提携している病院のなかには、日本語での対応可能な病院もあります。
例えばドイツだと、ベルリン、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフには、日本語で対応してくれる病院があるようです。
「ドイツ語は全然できない、英語もちょっと自信がない……」という方は、とりあえず保険会社問い合わせてみるといいでしょう。
入院?手術?一体いくらかかるの?
運良く病院が見つかっても、場合によっては数日入院することになるかもしれません。
例えば足を骨折してしまった場合などは歩けませんから、数週間は入院することになります。
他にも緊急性の高い病気やケガの場合、緊急手術だって行う可能性だってあるのです。
ドイツに住んでいる人は、必要な治療は基本的に無料で受けられるのですが、日本から旅行先や仕事で来ている人は、治療にかかる費用を自分で払わなければなりません。
海外で、治療費を気にしながら治療を受けることは身体的にも精神的にも良くありません。
治療は気にせずに、ベストな治療受けたいと思うのが当たり前です。
海外での治療費の負担はまるごと保険会社に任せてしまいましょう。
そのための海外旅行保険です。
クレジットカードの付帯保険では足りない?
クレジットカードにも海外旅行傷害保険はついていますが、補償額に不安があります。
クレジットカードの治療費の補償額をよく見てみると、補償額が100万円から200万円と低額な場合が多いことに気づきます。
日本にいて手術を受けても、これくらいかかることってありますよね。
ましてや海外で治療を受ける場合にはこの補償金額ではかなり不安です。
治療費用の補償額はできれば1000万~5000万くらいはつけておきたいところです。
また、カード会社によっては、航空券やツアーの申し込みをクレジットカードで支払った場合のみ補償が適用とされるところもあるので、注意が必要です。
クレジットカードの付帯保険だけで済ませたい人は、補償額や注意事項をしっかり読み込んで、補償されるものとされないものを把握しておきましょう。
ケガ・病気以外にも海外で起こるさまざまなトラブル…
ケガや病気の治療以外にも、海外で起こるトラブルが携帯品の破損や盗難、そして対人トラブルです。
そのようなトラブルに対してオプションで保険を様々な保険をつけることができます。
必要に応じて自分に必要なオプション保険を選んでおくとより安心できます。
起こりうるトラブル
店員に写真を撮ってもらおうとして、カメラを渡したら落とされた!
➡航携行品損害補償
携帯電話を盗まれてしまった!
➡航携行品損害補償
道で人にぶつかってけがをさせてしまった!
➡個人賠償責任保険
預けた荷物がロストバゲージしてしまった!
➡航空機寄託手荷物遅延等費用
特に注意しなければいけないのが、対人関係のトラブルです。
例えば、旅先で写真を撮るのに夢中で、人にぶつかってしまったとします。
ケガをさせなくても、ぶつかった拍子に相手がカメラを落としてしまうこともあります。
そのカメラがとんでもなく高額で、その代金を請求されてしまったら…..
ヨーロッパでは個人賠償責任保険に入るのが一般的です。
実は私も個人賠償責任保険に入っています。
これは、自分自身を守るためで、海外ではすべてのことが自己責任とされることから、大変需要があるんですよね。
海外では謝ってすむということはなく、むしろ謝ったら自分が悪いということを認めてしまうことになるので、いっそう不利になってしまうことだってあるのです。
クレジットカードの海外旅行保険には個人賠償責任補償もついていることが多いので、後は補償金額を確認しておけば大丈夫です。
補償額が不安な場合には、別の海外旅行保険でオプションでつけても良いと思います。
わたしがドイツ滞在時に利用した海外旅行保険
私がドイツに移住した時には「t@biho たびほ」という海外旅行保険に入っていました。
採用が決まってから移住をするまで2カ月位しかなかったので、仕事の引継ぎや引っ越しの手続きなどで、海外保険のことまで頭が回らず、直前になってあわてて入ったと記憶しています。
「t@biho たびほ」のメリットは掛け金が安く、インターネットだけで簡単に手続きができることです。
とにかく時間がなかったので、ネットだけで、簡単に申し込みができて助かりました。
私はドイツで就職し、ドイツで健康保険に入ったので、「t@biho たびほ」の海外旅行保険は入国したときの1回しか使っていませんが、家族や友達にすすめておきました。
また、リピーター割引もありますから、2回目以降はお得ですね。
保険料は補償内容や加入年齢によって異なりますが、
例えば、30代の人で、ヨーロッパに2週間ほど出張で訪れる場合、保険料は5千円くらいで済みます。
また、留学やワーホリでドイツに滞在する場合も6カ月、1年といった長期で入ることも出来ます。
海外で自分の身を守れるのは自分だけです
お仕事でよく海外に行く人も、留学やワーホリで海外に行く人も、海外で病気やトラブルに巻き込まれてしまうことは誰にでも起こり得ることです。
クレジットカードの付帯保険は確かに便利ですが、補償内容や補償金額をしっかりと把握して、足りない・不安と思う方は、海外旅行保険にも入っておいた方が安心ですね。