私はコーヒーが大好きでコーヒーを飲まなければ仕事ができないというくらい、毎日の生活にコーヒーが欠かせません。
毎日大きなポットにコーヒーを作って飲んでいたのですが、コーヒーを飲みすぎると胃がもたれたり、寝つきが悪くなったりすることがあります。
それでも、どーしてもコーヒーが飲みたい!
1リットルのポットのコーヒーを飲む私はあきらかに以上ですが、一般的に1日に3~4杯以上コーヒーを飲むと、カフェインの摂取量が気になります。
今日はカフェインレス生活を始めたいけど、できるかな不安な人にカフェイン断ちのメリットや効果が出てくるまでの期間など、いろいろ書いてみたいと思います。
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カフェイン断ちをしようと思ったきっかけ
わたしは毎朝一リットルのポットにコーヒーを沸かしていました。
同僚にも引かれるくらいの量でしたが仕事をする時にはどうしても必要な量だったんですよね。
そんな生活を3か月くらい続けていたら、夜になると寝つきが悪くなり、眠れないことが多くなってきました。
さらに、眠れないでいると動機がするようになり、心臓がジャンプするような感覚もあったんです。
理由もなく動機がするって怖いです。
最初は原因がわからなかったのですが、寝つきの悪さや動機はカフェインのせいかもしれないと思うようになりました。
コーヒーを飲まないようにすることは可能か?
体調不良はカフェインのせいかも……と思い始めましたが、それでもコーヒーをやめることはできませんでした。
わたしのように、朝はコーヒーを飲まないとどうしても仕事が始められない人は多いかもしれません。
コーヒーを飲むと目が覚めたりやる気が出ると感じるのは、カフェインが脳にドーパミンを出すに働きかけるからです。
ドーパミンは脳から分泌される神経伝達物質で、運動機能や感情に働きかけて行動力を高めたり、やる気を起こさせたりします。(参考URL:Word of the Day: Dopamine)
ドーパミンが分泌されると、ドーパミンの刺激によって身体はシャキッとしたような気分になり、「あ~目が覚めた」と思うことができます。
ですが、コーヒーに含まれるカフェイン量では、それほど強くドーパミンを出させることはありません。
いつも朝飲んでるコーヒーを我慢することで、イライラする、体がしゃきっとしない、頭痛がするなどの症状が出ることがあります。
こういった症状がでることからもコーヒーに依存性があることはあきらかです、
ですが、コーヒーにはカフェインが多く含まれているといってもあくまでも飲み物の話。カフェイン錠剤などと比べれば、コーヒーには私たちが思っているほどの強い依存性はないのではと自分では考えています。
つまり、自分で思っているほどコーヒーの効果は強くないはずなので、やめよう決意すれば自分の意思で止められるはずです。
カフェイン断ちの効果が出てくるまでの期間はどのくらい?
普段からコーヒーをかなりの量とっている人がカフェインレス生活を始めると、様々な不調を感じることがあります。
わたしの場合、最初の3日くらいはやる気が起きなくて本当にしんどかったです。
これでは仕事ができないと思い、4日目にカフェインレスのコーヒーを買ってきて、それを飲むことでなんとか落ち着きました。
まったくカフェインを取らないでいると、身体がだるく感じる、やる気が起こらない、頭痛がするなど、これらはカフェインの与える刺激がなくなったことで起こる身心の不調です。
ある研究によると、これらの不調はカフェインの摂取をやめてから12時間から24時間の間に出てくるとしています。
カフェイン断ちを始めてから、最初の1日から2日の間に症状のピークを迎え、2日から9日で、症状は治まってくるということが研究で明らかになっています。
(参考文献: Johns Hopkins University published in the October 2004, CAFFEINE WITHDRAWAL RECOGNIZED AS A DISORDER)
日頃からたくさんコーヒーを飲んでいた場合、これらの不調が消えるまで人より長くかかってしまうかもしれませんね。
10日くらい我慢できる人であれば、完璧なカフェイン断ちも出来るのかもしれませんが、わたしは無理だったので、カフェインをある程度摂取するカフェインレス生活をすることでカフェインの摂取量を少なくすることができました。
一日のカフェインの摂取量を少なくしたことで、寝つきの悪さや動機などは自然と少なくなっていきました。
カフェインレス生活を始める時に気をつけたいこと
1.カフェインの量は徐々に減らしていく
普段からかなり大量にコーヒーを飲んでいた人がピタッとやめようとすると、ひどい身体の不調に苦しむ場合があります。
そのため、カフェインレス生活も徐々に量を減らしていくことをおすすめします。
例えば、1日3杯のコーヒーを飲んでいたなら1日2杯に減らしてみる。
コーヒカップも小さいものを使えば、コーヒーの量を自然に減らすことができます。徐々にカフェイン量を減らしていくことで、頭痛やだるさなどが起こりにくくなります。
2.コーヒーを別の飲み物に変えてみる
コーヒーの代わりに緑茶や炭酸ソーダなどを飲むのもおすすめです。
どちらもカフェインを含みますが、コーヒーよりもカフェイン量は少ないため、1日のカフェイン摂取量を減らすことができます。
ですが炭酸ソーダは糖分も含んでいますから飲みすぎには注意です。
わたしのおすすめは、ルイボスティーです。
健康茶としてもノンカフェインのドリンクとして優秀なので、わたしは1リットルの大きなポットで入れて、仕事の合間に飲むようにしています。
ティーパック1個でもかなり出るので重宝しています。
3.お水をたくさん飲む
身体の循環を良くするためにもお水を積極的に飲みましょう。お水を飲むことで、カフェイン断ちの間に起こる頭痛や便秘といった不調を軽減することができます。
どうしても飲みたくなったらカフェインレスコーヒー
コーヒーを毎日飲んでいたわたしは、コーヒーを全く飲まないというのは無理な話です。
コーヒーを我慢することが、ストレスの原因になってしまっては元も子もないので、わたしはカフェインレスコーヒーやカフェイン入りとノンカフェインコーヒーをブレンドして飲むことにしています。
デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインのちがいは?
カフェインレスコーヒーを買う時、カフェインレスやデカフェなど名前がありますが、基本的には同じと考えて大丈夫です。
デカフェ、カフェインレス
日本では90パーセント以上カフェインを取り除いたコーヒーは、デカフェ・カフェインレスと表示されているので、デカフェとカフェインレスにあまり違いはないようです。
ノンカフェイン
まったくカフェインを含まない飲み物のこと。
この場合は穀物コーヒーやタンポポコーヒー、ルイボスティーなどを指します。
「目指せカフェインレス生活。カフェイン断ちを始める時に覚えておきたい3つのポイント」まとめ
ドイツではコーヒーを頼まない人が多く、同僚に聞いてみてもコーヒーは飲まないという人は半数以上に上ります。
私は健康のためにカフェインレス生活を始めましたが、コーヒーは大好きなのは変わりません。
ですから、普段の生活で毎日なんとなく大量にコーヒーを飲むのはやめましたが、その代わりお店で入れてくれる極上の1杯のコーヒーを楽しむことにしています。
健康のためにも、私のようにお店で極上の1杯を楽しみたい方にも、興味を持たれた方はカフェインレス生活はおすすめなのでせひ試してみてください。